だだもれ人生

指の間からこぼれ落ちる生き様
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雪に凍えるこの二日間、
非番のおかげで家でぬくぬく過ごさせていただきました。

もっともっと雪が降ればよかったのに~


あっ、雪見酒忘れた!


ところで昨日、お布団の中からTVをザッピングしていたら、
BS-Hiにて「ハイビジョン特集・東京モダンシリーズ・「ナオキ」」という番組を発見、
途中からだったが目が釘付けになってしまった。

東京モダンシリーズというのは、外国人監督による日本的なものを追ったドキュメンタリーシリーズで、
この「ナオキ」というのは、56歳の中年男性ナオキの生活に密着したものだった。
彼はバブルで成功と挫折を味わい、今は郵便局のバイトをしつつ、27歳も年下の女性と同棲をしている。
彼の稼ぎで食ってゆけるはずも無く、女性が昼も夜も働いて支えている。

ナオキの働く姿や職場の様子が映し出され、
彼は度々「これが日本の貧困だ」と言いのける。
ちなみに英語だ。ペラペラだ。自分の考えも英語でつまることなく話す。
インテリなのだ。
若い頃には政治闘争もしていたという。
しかし、この人、言った後に必ず声を出さずにニカッと笑う。
照れ隠しなのだろうか。今のは冗談だよ、という逃げなのかもしれない。
インテリゆえのプライドもあるだろうし、抜け出せない境遇や年齢の焦り、
同時にあきらめがあり、複雑な、ちょっとせつない笑顔。

彼が頼るのは同棲相手だが、年が離れ、生活も支えてもらっている。
ここにもプライドや卑屈な思いがあるだろうに。
しかも二人にはもう肉体の関係も、会話すら少ない。
ナオキは冒頭で、近いうちに別れるかもしれない、と語っていた。
捨てられても仕方が無い、そう思っている。
だが女性の方は昼も夜も働き、ストレスから精神安定剤を毎晩飲みながらも
この生活を解消しない。
二人は時にぶつかりあう。二人の会話は男と女の相容れないものを見る思い。
愚痴を聞いて同調してもらいたい女に対し、上から目線で大人の対応をしようとする男。
それなのに二人は別れない。なぜ?
外国人監督は執拗にインタビューする。なぜ?なぜ?
なんでだろう?
男女それぞれが本音を言うようだが、それはきっと正解だと思っていないだろう。
今日の答えが明日は違うものになっているかもしれない。
はっきりとしないまま、生きてゆく。

理屈じゃないンだなぁ生きるって。
そうしみじみ感じた。
でも、この先もこの二人やこの監督は答えを探して生きてゆくのだろうな。

「鬼平犯科帳」に出てきたセリフを思い出した。

人間は理屈とは無縁のくせに、どうしても理屈をつけて生きたがる。



えーと、まとまりがなくなってきた。
結論考えないで書くからこうなるンだよなぁ、いつも。

ともかくですね、
貧困がどうだ、みたいな始まりをしつつ、最後は一組の男女の関係を淡々と映し出すのだけど、
その淡々ぶりがすごくリアルな日常を感じさせるのだ。
事件も大して起こらない。盛り上がりもない。なのに目がまったく離せない、この緊張感。
(日本のTV局が作るお仕着せのドキュメンタリーとはレベルが違う)
不思議だよねぇ。
日常なら、わざわざTVを見ないでも体験しているのに。それもむしろ目を背けたいのに。
なぜこんなに見入ってしまったのか。
なぜ見て良かったと深い感動を覚えるのか。

わかんね。
理屈のこともそうだけど、わかったこと、わかりかけたこと、色々たくさんあってまとまらない。
時間をかけて咀嚼しよう。

酒でも飲みながらネ(ニカッ)
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2010.02.02.Tue 20:53 | 日記 | trackback(0) | comment(0)
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